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S 「平山郁夫展」に行きました S


東京の皇居前にある東京国立近代美術館へ行ってきました。
お目当ては「平山郁夫展」。
どこか美術館へ行きたいな、と思っていた時にNHKで平山さんの
特集をやっていて、現在会期中とのことで即決。
メディアってすごい。宣伝効果バッチリ。

この館は特別展示室、常設展、さらに工芸館と3つの展覧会が一度に
見られた。人の入りはそこそこ。台風のため休日にずらして訪れて
しまったために、人を掻き分けて見るしかないかな〜と心配していた
けれど万事スムーズに見ることができました。

作品一つ一つを見ていると、心が非常に穏やかになってきました。
先に書きましたように、全ての館を見ようとしていたので
一枚に対してはそれ程時間をかけられませんでしたが
画面の前に立つと時間がゆっくりと流れるようでした。

帰りに買った氏の著書を読むと、少年時代広島の島で育った彼は
普段から海の満ち干きを何時間でも眺める少年であり、
引き潮と満ち潮の切り替わる瞬間、海が全く動かなくなる瞬間、
そこに静寂があると言うのですが、平山さんはその瞬間がとても
好きだったと言います。
そこが原点であり、彼の絵は動いていても止まっている
ように見える、「静」があるのだと書かれていました。

また、彼の使う「青」がとにかく綺麗で落ち着きました。
広島宮島の夜の本殿を描いた作品。海に浮かぶ青白い社と灯篭の淡い
炎の光のコントラストが目に焼きついています。

青から緑もまたしかり、森の小道の絵も気持ちが落ち着きます。

シルクロードの岸壁が連なる道を、らくだのキャラバンが通過している絵は
長い長い年月を感じさせる、ともすると消えてしまいそうな蜃気楼では
ないかと思える絵でした。

人物を描けば輪郭の周りがぼんやり光って「静」と神々しさを感じます。
大学時代のゼミの先生も卒業年次はちょうどシルクロードの方の壁画を
描かれていて、研究室に行くと大きなキャンバスに岩肌が連なっていました。
数年後大学を訪れて先生の自画像を見た時には、輪郭からぼんやり光を放って
いたのを思い出しました。平山郁夫と先生(ちなみに洋画家の堀研先生)
共に同じような地を歩かれ、似たような感じのする絵を描かれている。
洋画と日本画と技法は違えど雄大さや神々しさを感じさせる何かが
きっとシルクロードにはあるに違いないです。

平山郁夫展、東京国立近代美術館で10月21日までです。





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S しらさ > URL[ edit?]
そうなんだ
on 2007.09.15(土) 15:25
マジック使用ですか。それは初めて知りました。あんな巨匠でもなんでもアリなんですね。
でもほんと道具はアイディア次第だと思います。
協力隊に行くと特に身近なものでも出来ないか感がますよね。

あと、破壊された遺跡ね〜〜。あれが教員採用試験に出て度忘れこいた私は書けませんでした。
バーミヤン!!中華料理屋じゃねぇかって後で悔しい思いをしました。もちろん試験も落ちました。

S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S
S あだち > URL[ edit?]
東京芸大付属美術館でも
on 2007.09.11(火) 22:28
ずいぶん前に東京芸大の付属美術館で平山郁夫展を見ました。
タリバーンが敦煌遺跡を破壊してしばらくしてからのことだったので、
展示された絵を見て、とても悲しかったことを覚えています。

絵の道具はマジックで線を描いて色をつけていましたよね。
絵を描くのには道具にこだわらずに、描くことが出来るんだなって思わされました。




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